経 ( けいけん ): 
教 育
芝浦工業大学専門職大学院「工学マネジメント研究科」に入学して

◆◇ 2003年(平成15年) 6月の出来事 ◇◆


2003年6月28日(土)
成果=根性×能力×時間
[根性=−100〜+100]
[能力=0〜100]
[時間=0〜100]
インクスの山田社長の講義で以上の説明を受ける。
根性がマイナスならどんなに頑張ってもマイナス。
インクスは、ITを利用することで、携帯電話などの金型製造を
従来の45日から45時間へと短縮した。ITと製造業を組み合わせた
新産業革命を実践、ビジネス化し、業績を伸ばしている。
社長は、製造装置は自社で開発すべき。製造装置が手に入ればどこの国でも作れてしまう。

2003年6月24日(火)
「戦略構想力」経営戦略(西村先生)の講義から
SCMは、サプライチェーン全体の情報共有により全体最適を実現できるシステムだ。
SCM導入の効果としては、
 在庫の削減
 リードタイムの削減
 キャシュフローの改善
 需要変動リスクを最小化
などがある。

2003年6月21日(土)
MOTの学生は、プロの集団だ。
プロとは、お金を取れるものを既に持っているということだ。
このプロの一人ひとりが、最新の情報と日々の経験と課題を持って授業に臨む。
卒業することが目的ではない社会人集団だ。自分の中にある課題にこたえて欲しいのだ。
MOTとは何かのマネジメント論が生徒の中で展開される。

2003年6月14日(土)
人間は、自己の運命を切り開き、創造するものであって、これを迎えるものではありません。
MOT学生の皆さんには、真剣で時代と真正面から切り結ぶ気合をもって、
自分の人生に立ち向かい、時代に合った仕事を見出し、悔いのない生き方をして頂きたいのです。
自分が生きているこの時代が、一体何を求めているのかを察知する鋭敏な触覚を持たなければなりません。
そして危機感を持つと同時に、チャンスだと認識する感覚を持たなければなりません。
 (岡本先生)


2003年6月10日(火)
「戦略構想力」経営戦略(西村先生)の講義から
戦略を作成するときの心構えとして、
@目的を見失わない。
A現状の問題をなぜなぜ問答で原因究明する。
B全体像を把握する。
C今までの延長線でないところの可能性を探る。
D情報整理法を身につける。


2003年6月9日(月)
「死の谷」からの復活(児玉先生)
米国の優良企業インテルは、1980年代の中、メモリー戦争に敗れた。
そのインテルが1992年には、世界最大の半導体メーカになった。
それを成し遂げたのは、ボトムアップ方式の戦略立案ではなく
最高責任者が介在し、大胆な転換を成し遂げたからである。


2003年6月7日(土)
「ベンチャーの創造なくして日本の再生はない」というUFJキャピタル社長
中村先生の特別講義を受講した。
日本では、ベンチャー定義が曖昧であるという。
先生の報告されたベンチャの定義は、
@大企業の支配を受けない主体性と個性をもつ。
A独自の技術サービスを武器に事業展開をする。
Bチャレンジ力、行動力、成長性、発展性、将来性を併せ持つ。
CIPOをする意思を持っている。