百 稽 ( けいこ )
番 号 | 004 | 基本テーマ | 技術者の心得 4 |
- | - | タイトル | 辞書はあなたの言葉の先生。 |
概 要 | [心得] 辞書を身近において、常に辞書で確認することを勧めたい。 |
本 文 | 辞書を手元におく。 会社では、分からないことがあったら、何回でも辞書を引いてよい。 いい加減な字を使う(書く)と、恥をかく。 思い込みもあるので、不安があったら確認をしたい。 会社でも、学校でも、日常的に辞書は身近に置きたい。探さずに取れる位置に。 学生時代、漢字を覚えることは、苦手だった。漢字の書き取り試験は、とても苦手だった。ただ覚えることに抵抗感があった。 だが、社会では、辞書を使っていいのである。 もちろん覚えているほうが効率は良い。間違いをするより、確認をしてでも間違いの無い仕事をしたほうが良いのである。 一般に、辞書を引き引き仕事をすることには罪悪感がある。 これは、日本の教育が記憶力をパラメータに使用して能力を評価しているからだと思う。記憶してないことが恥ずかしいのである。 報告書などの文書を書くとき、辞書を素早く引いて、正確に早く作業することが求められている。 辞書を引くとき、必ず読んで欲しいのは、言葉の持つ意味である。 パソコン使っても意味わからなければ、使い方を誤る。 国語劣等生で会社に入っても、毎日分からない言葉や曖昧な言葉を辞書で引いて学習することを長年繰り返し日常化していると、そのうち辞書を引かなくても良くなってくる。 毎日の習慣的学習は、効率が良く、知識がいつのまにか蓄積する。 |